肝臓に良い食べ物

脂肪肝が気になる方におすすめの食材

アルコールの多量摂取や肥満が主な原因となる脂肪肝の予防を行うには、普段からカロリーや脂肪量に気を付けて食事を行うようにしましょう。基本的なダイエットの時の食生活と同様、様々な食材をバランスよく食べることが大切です。

脂肪肝予防にコーヒーが注目
正常肝から脂肪肝になった人と、正常肝のままだった人のコーヒー飲量を比較した研究がおこなわれており、それによると、コーヒーには脂肪肝を予防する効果がある、と考えられるようです。

参照:全日本コーヒー協会

また、国立研究開発法人 国立がん研究センターからもコーヒーをよく飲んでいる人は肝がんの発生率が低い、といった研究結果が出ています。

参照:国立研究開発法人 国立がん研究センター

どうして予防になるのか、についてはいずれも推測段階ではありますが、手軽に摂取できるコーヒーで効果が得られるのはうれしいですね。1日に1~2杯にとどめ、適度な量でコーヒーを続けてみてはいかがでしょうか。

ビタミン、ミネラル、たんぱく質、食物繊維を多く含む食材
ビタミンやミネラル、たんぱく質は、肝臓を動かす貴重なエネルギー源となります。過激なダイエットなどでこれらの栄養が摂取できていないと、逆に脂肪肝になってしまうケースもありますので、しっかりと摂取するようにしましょう。

但し、たんぱく質については、症状が肝硬変まで進んでいる方が過剰に摂取すると肝性脳症のリスクを高めてしまう場合があるようです。あくまで適正な量を、バランスよく摂るようにしたいですね。

また、食物繊維は便秘を解消し、代謝をアップさせます。消化にも多くのカロリーを使うため、肥満予防、脂肪肝予防にとても適した栄養素です。積極的に摂取していきましょう。

以下の食材が、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、食物繊維などを多く含む代表的な食べ物です。これらの食材をバランスよく食べることをおすすめします。

・トマト
・ほうれん草
・ブロッコリー
・赤身の肉、魚
・海藻類
・しじみ
・あさり
・キノコ類
・玄米などの未精白穀物
・大豆