慢性肝炎が気になる方におすすめの食材

鉄分の摂り過ぎには注意
肝臓が炎症を起こす肝炎などの異常が6ヵ月以上持続する慢性肝炎。炎症を起こしているこの状態で、脂肪肝を併発したり、鉄分を多量に摂ってしまうと発がん率を高めることがあるようです。

参照:ぎふ医療Web

極端な食事制限の必要はない
基本的にはバランスのいい食事を心がけましょう。鉄分についても、多量摂取は良くないというだけで、全く取ってはダメ、というわけではありません。

良質なたんぱく質を摂取するために大豆を多めに摂る際は、鉄分の吸収を助けるビタミンCを含む食材は控え、他のものは鉄分のない(少ない)食材にする等の工夫をしましょう。

参照:肝臓病センター 関西医科大学総合医療センター 大阪府肝疾患診療連携拠点病院

お茶で鉄分吸収を阻害できる
食事の際にお茶を飲むと鉄分の吸収を妨げてくれます。市販のペットボトルのお茶には鉄の吸収を助けるビタミンCが添加されている場合があるので確認が必要ですが、ビタミンCが入っているものでなければ、一緒に飲むようにするとよいでしょう。

以下のように「鉄分が少ない」食材もおすすめです。

・白身魚
・鶏肉
・タコ、イカ、エビ
・乳製品
・野菜
・イモ類

肝臓に良くない食べ物

脂肪肝が気になる方は控えた方がいい食材

肥満改善が最優先。バランスの良い食事を心がけましょう
内臓脂肪型肥満は「隠れ肥満」とも言われ、見た目にはわからないこともあります。内臓脂肪レベルや中性脂肪の数値が高い場合も、まずはそちらを改善するようにしましょう。

【控えた方がいい食べ物】
・アルコール
・糖質の多い食べ物
・お菓子
・ジュース
・果物
・油分の多いもの(バター、マヨネーズ、揚げ物等)
・脂質の多いもの(霜降りのお肉等)