慢性肝炎が気になる方は控えた方がいい食材

炎症を起こした肝臓を労わるため、アルコールは厳禁です。また、鉄分量の多い食材も控えるようにしましょう。

【控えた方がいい食べ物】
・アルコール
・鉄分のサプリメント
・豆類
・卵黄
・海藻類
・貝類

大豆やあさりも控えた方がいい食材
しじみ、あさりといった「貝類」や、良質なたんぱく質が手軽に摂れる大豆などの「豆類」は、一般的には肝臓に良いとされる食材です。

これらの食材は健康な人が予防のために摂取するのには良いのですが、肝炎の方は鉄制限が必要となるため、控えた方がいいといわれています。

果物は食べるタイミングに注意が必要
果物は鉄分が少なく、食物繊維も豊富でおすすめの食べ物ですが、ビタミンCが含まれており、鉄の吸収を助けてしまいます。果物を食べる場合は、食事と分けての摂取がおすすめです。

バランスのいい食事が基本

肝臓に良いとされるものは、たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれるものが主です。逆に、控えた方がいいのはアルコールやジュース、お菓子などの嗜好品や、脂っこいもの、高カロリーなものが多くなりました。

肝臓病になってしまった場合は一部例外もありますが、基本的には肥満予防や生活習慣病の予防と同じく、バランスよく、健康的な食事を心がける必要があります。

自覚症状が出るまで悪化してしまうと、治療の難しい肝臓。お酒を飲む方は休肝日を設けるなど、普段から肝臓を休ませ、労わる習慣をつけたいですね。